2016年01月25日

目には目で、歯には歯で、軽には軽油で!って、んなわけあるかーい!!

みなさーーん、雪大丈夫ですかー!!
(意訳:履き替えたり、スタッドレス購入ならぜひうちで買ってねー!!)

tire_champaign_2015

 

 

さて、この“目には目を、歯には歯を”っていうのは有名なハンムラビ法典にある記述ですが、これって”やられたら、やりかえせ”って意味ではないんですよね。

wikipediaでは

「目には目で、歯には歯で」との記述は、ハンムラビ法典196・197条にあるとされる(旧約聖書、新約聖書の各福音書にも同様の記述がある)。しばしば「目には目を、歯には歯を」と訳されるが、この条文の目的は、いわゆる同害報復を要請するものではなく、無限な報復を禁じて同害報復までに限度を設定することであるので、誤りである。195条に子がその父を打ったときは、その手を切られる、205条に奴隷が自由民の頬をなぐれば耳を切り取られるといった条項もあり、「目には目を」が成立するのはあくまで対等な身分同士の者だけであった。

もし強盗が捕えられなかったなら、強盗にあった人は、無くなった物すべて神前で明らかにしなければならない。そして強盗が行なわれたその地あるいは領域が属する市とその市長は、彼の無くなったものは彼に償わなければならない。

ハンムラビ法典の趣旨は犯罪に対して厳罰を加えることを主目的にしてはいない。古代バビロニアは多民族国家であり、当時の世界で最も進んだ文明国家だった。多様な人種が混在する社会を維持するにあたって司法制度は必要不可欠のものであり、基本的に、「何が犯罪行為であるかを明らかにして、その行為に対して刑罰を加える」のは現代の司法制度と同様で、刑罰の軽重を理由として一概に悪法と決めつけることはできない。財産の保障なども含まれており、ハンムラビ法典の内容を精査すると奴隷階級であっても一定の権利を認め、条件によっては奴隷解放を認める条文が存在し、女性の権利(女性の側から離婚する権利や夫と死別した寡婦を擁護する条文)が含まれている。後世のセム系民族の慣習では女性の権利はかなり制限されるのでかなり異例だが、これは女性の地位が高かったシュメール文明の影響との意見がある。

現代では、「やられたらやりかえせ」の意味で使われたり、復讐を認める野蛮な規定の典型と解されたりすることが一般的であるが、「倍返しのような過剰な報復を禁じ、同等の懲罰にとどめて報復合戦の拡大を防ぐ」すなわち、あらかじめ犯罪に対応する刑罰の限界を定めること(罪刑法定主義)がこの条文の本来の趣旨であり、刑法学においても近代刑法への歴史的に重要な規定とされている。

 

って事は、これはダメなんだね。

倍返し

 

まさかのというかいつも通りの”全然関係ないところの話が広がっていく”で有名なこのブログですが、そろそろ軌道修正します。

 

「軽には軽油」

 

これ、年に一回くらいこういうお客様がご来店されます。

で、だいたいが若い方です(大学生とか免許取りたての高校生)
で、”わ”ナンバーの方も多いです。

 

こういったお客様が運よく弊社みたいなフルサービスのガソリンスタンドに給油されに来た場合はスタッフが油種の確認をするので水際でというのか油際でというのかはわかりませんがコンタミを防ぐことができます。

 

ちなみにコンタミっていうのは

 

コンタミネーション(英語: contamination)は、特に科学実験の場における汚染のこと。「実験汚染」「実験室汚染」「試料汚染」などの訳語があてられる場合もあるが定訳はなく、そのままコンタミネーションとして、あるいは略してコンタミと呼ばれることが多い。

ガソリンスタンドなどでは、ローリーからタンクへ、タンクから車への「誤給油」「油種混入」の意味で主に略語(コンタミ)を使用している。 燃料系の運送会社でこの種の事故が起きた場合(灯油タンクにガソリン混入、軽油タンクに灯油混入等が多い)、石油元売会社・燃料販売会社・ 県税事務所・都道府県消防を巻き込む大事件となり、最終的にタンクローリー乗務員をはじめ運送会社が存亡の危機に追い込まれる事もあり、業界では忌み嫌われる事故でもある。

wikipediaより抜粋

 

の事を指します。

 

で、これを意図的に行って”不正軽油”を作製する悪徳業者もいます。

 

というのも、軽油には軽油引取税というのが課せられていて、軽油を取り扱う業者は納税する義務があるんですね。

 

 

でもぶっちゃけディーゼルエンジンって軽油以外の燃料(A重油・灯油)でも動くっちゃ動くんです。飛行機の燃料だってアレだしね。

 

 

で、しかもA重油と灯油には余計な課税がないわけで。

 

 

で、悪い人たちは軽油に灯油を混ぜたり、A重油を混ぜたりして不正軽油を作製するわけです。

 

 

ただ元売り各社も対策は練っていて、そこに登場するのが

 

 

識別剤:クマリン

 

 

ね、ゆるキャラな感じするでしょ。なんか不正軽油撲滅運動のキャラクターでいそうですよね。

 

 

とか、思ってたら既に存在している!!!

 

クマリン

出典:BlazeGames, Inc

 

 

なんじゃ、こりゃー!!!!
なんじゃこりゃ

 

って思って調べたら、『リトルノア(リトノア)』(Android版/iOS版)っていうスマホゲーのキャラクターのようです。

 

で、最近は不正軽油の手口も巧妙になっているようで、硫酸・苛性ソーダ・アルミン酸ナトリウムなどを使用してクマリンを除去・脱色した”密造軽油”ってやつもあるようです。(=クマ抜き)で、重油からクマリンを抜くことは「黒抜き」、灯油からクマリンを抜くことは「白抜き」と呼ばれているようです。

 

 

もちろん、こんな製法で作られた軽油はエンジンにも多大な悪影響を及ぼし、燃料ポンプ、燃料フィルターの不調を招きます。またクマ抜きした際に発生する硫酸ピッチの不法投棄や、その劣悪な品質から生じる不完全燃焼による大気汚染など環境面でも悪影響をも生じさせ。不正軽油(特に重油を混ぜたもの)は、ディーゼル車の排気ガス中の有害物質を増加させ、環境だけでなく人体までも汚染します。

 

弊社は当たり前ですが、元売りから仕入れた軽油を販売しております。
品質には絶対の確証がありますのでご心配なく!

 

さて全国各地に降雪マークはでてるし、沖縄や奄美大島でも雪降ったみたいだし!
やっと冬がきたぞー!!(=やっと灯油が売れるぞ!げへへ

 

 

雪山に行く方は是非こちら

 

 

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そして寒くなってきたからファンヒーターをそろそろ使おうか!って方は

 

 

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弊社は神奈川で唯一の宇佐美さんの代行店でもあります。

トラックの運転手の方、是非弊社のSSにもご来店ください!!

 

 

お待ちしております。
お辞儀

 

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1952年創業の今関商会の三代目。 大学卒業後、出光興産(株)の東海支店にてガソリンスタンドの現場から販売促進課、工業用潤滑油課、販売店担当などを経て退社。 2013年より、実家である(株)今関商会に入社。 趣味はNFL鑑賞と筋トレ 2児の父でもあります。 会社ではSS現場やブログ、Facebook、instagram等、SNSの更新も行っています。

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